
こんにちは、仲村です!
みなさんは、奨学金を借りましたか?私は、高校生の時に、奨学金を借りないと学費が出せないっと両親から聞き、何も考えずに借りました(笑)
家庭の経済状況もあり、第一種奨学金(利子なし)を借りることができました。
その奨学金をもとに、大学を卒業し、今無事働いています。
借りたお金は返すのが当たり前なので、これから何年もかけて返していきます。
でも、そんな奨学金を借りて、いろいろ思うこともあるので、そこについてこれから借りる方又は返済している人に向けてご紹介します。
奨学金とは
奨学金は、簡単に言うと、学生自身の就学や研究の機会を、経済的理由で断念しないように、貸与又は給付という形で支給する制度である。
奨学金は、いろんな機関がやっているが、特に有名なのは、独立行政法人日本学生支援機構の奨学金だろう。
奨学金には、貸与型と給付型があります。それぞれ条件が違うことや返済の義務があるかなど違いがあります。
まずは、貸与型ですが、こちらは、返済が必要な奨学金です。また、細かく言えば、無利子の第一種奨学金と有利子の第二種奨学金が存在します。
ちなみに、私は、貸与型の第一種奨学金を借りていました。
次に、給付型です。給付型は、返済の必要がない奨学金です。
これらの審査基準は、年齢や学力の条件が課せられています。
審査が通る基準の高さの感覚としては、
給付型奨学金>貸与型第一種奨学金>貸与型第二種奨学金
と言ったところでしょうか。
細かく言えば、違うのですが、あくまで感覚の話なのでご了承ください。

返済までにどれくらいかかる
では、ここからは返済までにどのくらいかかるのかご紹介いたします。
まず私は、前述した通り、貸与型の第一種奨学金を借りました。額としては、概ね200数万円を借りました。
そして、大学卒業が近くなると貸与奨学金返済確認票というものが学校から個別に配られます。
そこには返済期限が書かれており、
返済回数180回と書かれていました。
これを短いと捉えるか、長いと捉えるかは、人それぞれだと思います。
私個人としては、長すぎるだろ!と、確認票をもらった当時言ったのを覚えています(笑)
単純計算で180(回)÷12(ヵ月)=15(年)となるわけですから、
大学卒業確定から借金15年返済コースが始まります。地獄ですね(笑)

返済し始めて思うこと
①後先考えるタイプなら精神的につらい
私自身、自分の将来の展望とかを考えてしまうタイプです。
このタイプは、奨学金があるという事実で自分の中で大きな足枷のような感じがしてつらく感じてしまいます。
実際、40代近くになっても奨学金を払い続けるのか…と思うと精神的に何のための人生なんだろうと考えてしまいます。
もちろん、毎日よければ大丈夫という人からすれば、何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、自分はどこか絶望を感じます。
なので、私と同じタイプなら精神的につらいと感じる方も多いのではないでしょうか。
②意外と周りで奨学金借りてる人は少なく、借りてない人を見ると嫉妬の気持ちがわく
これは、本当にお恥ずかしい話なのですが、奨学金を借りずに大学に行った人に嫉妬してしまいます。
働き出してから、奨学金の話をまわりとする機会があった時、意外と奨学金を借りている人がいないことに気づきます。
これは感覚的な話ですが、2人に1人は、奨学金を借りてないような気がします。
そして、借りてない人が、奨学金って借金でしょ。なんで早く返さないのと言われて日には解せないという気持ちで溢れます。
また、大学の学費や生活費は親に出してもらったということを言われると嫉妬してしまうのです。
もちろん、嫉妬するのは余裕がないと捉えられるだろうし、大人じゃないなと自分でも思います。
みなさんは、私を反面教師にしてくださいね(笑)
③奨学金は優良なローンだった。
最後は、奨学金が良いローンであるということをお話しします。
そもそも、奨学金は借金という認識があると思いますが、その認識は間違っていません。
普通に、借金です。
この借金は、優良ローンだという話をしたいわけです。
どういうことかというと、社会人になって、いろいろなローンがあることを学びました。
例えば、カーローン、住宅ローン、カードローン、消費者金融などなど
これらの金利をみなさんは知っていますか?
ローンやローンの中でも種類によって、変化しますが、5%前後くらいあります。消費者金融となると15%みたいなのもあるでしょう。
では、奨学金はどうでしょうか。
第一種奨学金は無利子ですし、第二種奨学金は、上限金利3%と設定されています。
しかも、あくまで、上限の話であり、実際にはもっと低いことが多いです。(変動方式で借りた方は、市場金利の動向によって影響するので、どのくらいと具体的には言えません)
このように、奨学金を借金として評価した際には、すごくいい借金と言えるのです。
もちろん借金であることに変わりはないのですが。

まとめ
- 奨学金は、簡単に言うと、学生自身の就学や研究の機会を、経済的理由で断念しないように、貸与又は給付という形で支給する制度
- 私の場合、完済まで15年かかる
- 後先を考えるタイプなら精神的につらくなることもある
- 感覚として意外と奨学金を借りている人は少ない
- 奨学金は、優良ローンである
いかがだったでしょうか。
奨学金は、これからも私の借金として、ずっとともにしていくわけです。正直、早く返したいし、亡くなってくれるのがベストです。
でも、奨学金を借りたことは後悔していませんし、大学に行ったからこそできた経験も多々あります。
皆さんも、奨学金を借金だと認識して、慎重に考えてもらえればと思います。
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