
こんにちは、仲村です!
昨今、報道されている不正アクセスのニュースを知っていますか?
最近だと、楽天証券の口座にある国内株式を、いつの間にか売却され、中国株を大量購入されていたニュースもありましたよね。
この時の損害額も200万円を超えたそうです。
また、著名インフルエンサーの方も、不正アクセスを受けたとのニュースも話題ですよね。
ということで、本記事では、我々個人レベルでできる対策やセキュリティー強化の方法をご紹介します。
特に、私も利用している楽天証券を例にお話しします。
ログイン追加認証(多要素認証の追加)
ログイン追加認証を行って、ログインIDやパスワードに加えて、多要素による認証でセキュリティーを強化する方法です。
※楽天証券では、2025年6月1日から全チャネル必須になる予定のようです。
ログイン追加認証とは、ログインするたびに、ログインIDとパスワードだけでなく、メールアドレスに認証コードが届き、その認証コードによる追加認証で、セキュリティーをより強化する方法です。
メリットとしては、多要素認証が実現することです。パスワードを突破されたとしても、追加認証が必要になるため、不正アクセスのリスクを減らすことができます。
デメリットとしては、ログインするたびに、追加認証をしないといけないため、手間になります。実施に、私も使い始めましたが、メールアドレスを開いて確認しないといけないので、めんどくさいと感じました。
具体的な設定方法について説明します。
①楽天証券にログインし、右上のマイメニューを開きます。
②マイメニューを開いたら、セキュリティー設定という項目があるので、そこを押します。
③ログイン追加認証の設定変更をクリックします(利用するになっていれば設定済みです)。
④認証コードを送信します。
この後、届いたメールの通りに、認証コードを選択して、設定することができます!



パスワード強化
パスワードの強化も、セキュリティーを守る方法の1つです。
パスワードが他サイトやクレジットカードなどと同じ方は多いのではないでしょうか。
ほかにも、生年月日や自分の電話番号などです。
こういった、パスワードは確かに覚えやすくて分かりやすいです。
ですが、逆に言えば、推測されやすく、パスワードが突破されやすいとも考えられます。
正直、気持ちは私も分かりますが、資産やクレジット関係のお金が関わっているものであれば、パスワードをより複雑かつ使いまわしのないようにすることをおすすめします。
使いまわしの場合、一つが突破されると、ほかのサイト等も突破される可能性があるからです。
パスワード強化を決める要素をご紹介します。
- パスワードの桁数
- 推測されにくいワード(自分だけが知っている言葉)
- パスワード生成サイトを用いる
などが挙げられます。
パスワードの桁数は、多ければ多いほど組み合わせの数が多くなります。例えば、2桁の数字のみの組み合わせの場合、100通りですが、12桁の数字のみなら、約1兆通りの組み合わせとなります。
このように、桁数はパスワードの強化の上でかなり重要と言えるでしょう。
後は、自分だけが知っている言葉を使ってパスワードにしたり、考えるのがめんどくさければ、パスワード生成サイトを用いるのもよいと思います!

フィッシング詐欺に注意
フィッシング詐欺とは、送信者を偽装して、メールやSMSを送り、貼り付けたリンクなどから偽サイトからパスワード、ログインID、口座番号、クレジットカードの番号などの重要な情報を盗む詐欺のことです。
楽天やグーグルを偽って、情報を盗むケースも多いみたいです。
私は、Amazonの配送を偽ったSMSが来たこともあります。かなり身近に起こると分かります。
しかも、最近の手口として、AIを活用して作成しているため、ぱっと見、ITの専門家でもわからないことがあるとのことです。
その対策として、URLの確認、アクセス方法の徹底などが挙げられます。
URLが正規ドメインかどうかの確認は重要です。メールやSMSできたドメインには注意して、正規のドメインと照らし合わせるようにしましょう。
また、アクセス方法もメールに書かれているURLからアクセスするのではなく、
- Googleの検索結果
- 公式アプリ
- 自分でブックマークした正規のサイト
から、ログインするようにするのが良いと思います。

まとめ
セキュリティー強化の方法として、
- 多要素認証の追加
- パスワードの強化
- フィッシング詐欺に注意する
ことが挙げられました。
いかがだったでしょうか。
不正アクセスが増えてきており、企業側も対策を考えていると思います。
とはいえ、自分の身は自分で守るような姿勢は必要です。
リテラシーは高いに越したことがありませんからね(笑)。
私も、自分の資産を守るためにも、セキュリティーの強化を上げて、不正アクセスをさせないような手を講じていきます!
コメント